今日のなんの日(12月11日)

アルプスや国連の本部があり、数多くの公用語が用いられている国、スイス。スイスと言われて真っ先に思い起こされるのは永世中立国である、ということだろう。むしろ永世中立国と言われてスイスと答える人が十中八九ではなかろうか。

中央アジア南西部に位置するトルクメニスタンによる永世中立国との宣言が承認されたのが、わずか24年前の今日である。旧ソ連から独立して4年後のことだ。実はこのトルクメニスタン、世界報道の自由度ランキングが最下位に位置するほど低いのは永世中立国であると同様に知られてないだろう。

そもそもこのランキング自体がいかがなものか、ということはさておいても、報道こそが世界を動かす。にもかかわらず、その報道を金で権力で暴力で制限する先進諸国は、世界報道自由度ランキングなど意のままなのであろうが。

今日のなんの日(11月26日)

 "やれやれ"という言葉は多様な場面で使われる。他人の不幸などに同情するとき、「やれやれ、困った」「やれやれ、もう安心だ」と困難に直面したときや、その正反対で困難が解決した時など。とにかく困難とのセットが多い。


 "やれやれ"の多さで『 ピーナッツ』の右に出るものはない。今日が誕生日のシュルツの作品であり、あるいはスヌーピーの方がピンとくるかもしれない。世代を超えて今なお世界中で愛され、今後も読まれ続けるのだろう。


 ところで『 ピーナッツ』の命名は生みの親のシュルツではなく出版社である。ピーナッツには英語で「つまらないもの」という意味もあり、シュルツ自身は出版社に勝手につけられ不満だったと語っている。きっと彼はこう呟いたに違いない「やれやれ、困ったものだ」と。やれやれ、かわいそうに。